読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Thought in the brains of iron scrap

技術のこと以外を書くブログ

セカイ系が「恋人or世界」の2択なったりしがちなところもなんとか

モノーキー 物語を死に至らしめる恋愛話の圧倒的な暴力性。
http://blog.goo.ne.jp/kamimagi/e/6f4eb4392091abbd7e8b6880caa01fbd

伊藤計劃:第弐位相 - 学園祭の話
http://d.hatena.ne.jp/Projectitoh/20061029#p1
>「てかさ、ハチクロって後半、美大とか才能の葛藤とか関係なくね?」「まあ、恋愛話がすべてを覆い尽くしますな」「要するに、恋愛って、それおっぱじめると構築してきたすべてが崩壊し、展開していたすべてが凍りつき、ただ恋愛が圧倒的に物語を支配して、じゃあそれまで美大生活とか描いてたのなんなのよ、ってくらい他のすべてがどうでもよくなるよな」「それはげんしけんでも一緒だろ」「実は「2nd GIG」見ると攻殻ですらそうだ」「『素子ォォォォ〜』なんて叫ぶバトーさんはまるで小学生だ」「恋愛ってスパイスにはならんよな、物語を暴力的にドライブさせはじめて、それ以外の要素を彼方に追いやるから」

結局ガジェットやロジックなどというものは、理不尽なロマンスによって崩れ去るべきものだ。その崩壊の一瞬に物語は輝く。


(「SFが読みたい!2004年度版」 p. 83 「涼宮ハルヒの憂鬱」に対する元長柾木氏のコメント)


タイムループしながらエイリアンと死屍累々の近接戦を延々をやったあげく、「ジャパンのレストランのグリーンティーは確かに無料だ」とか言ってみたりな。


あと、濃い2者間の恋愛描写がベースになってる物語はだいたい周囲が混乱ないし破綻していくような気が、そうでなかったらもともと破綻してたり


まあ、そのあたりあくまで理不尽なロマンスというものが走ってる前提なわけだけど


一般文芸だと吉田修一氏は、世間一般的な微温恋愛と理不尽なロマンスの書き分けが上手いと思った。「パークライフ」があのあたりで終わるところなんかまさに