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ファークライ6遊んだ(ふんわりとしたネタバレ)

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メインストーリークリア、プレイ時間はだいたい30~40時間くらい。PS4版でプレイ

ファークライ6』では、熱狂に満ちる、無秩序なゲリラ革命の世界がプレイヤーを待ち受けている。ヤーラ出身のダニー・ロハスとなり、青々と茂るジャングルや、人々でごった返す都市で激しい戦闘を行い、この混沌へ飛び込みアントンの政権に立ち向かえ。必要な物は手持ちのアイテムを使って作り出すしかない状況の中、ユニークで驚異的な武器やビークル、動物の仲間と共に戦お う。一致団結し、専制的な政権を革命の炎で焼き払え。

ファークライ6 - Ubisoft

一区切りつきそうな状況だけど、ここ二年近く旅行なり外出に不自由な時期は、景色が綺麗なオープンワールドを遊ぶだけで満足感が生まれるところがある。

綺麗な風景の中、雑な運転の車で国軍兵士を引き倒したり飛行機で人体に害のある植物を栽培している畑に爆弾を落とすのは爽快だし、コンパニオン(ゲーム中の呼称はアミーゴ)のワニや闘鶏を引き連れて検問所を混乱を巻き起こしながら制圧したり慎重な偵察で敵の配置を完全に理解した軍事拠点をマークスマンライフルのヘッドショットで一切の騒乱を起こさず無人にするのも楽しい。

重たい背景を持つストーリー以前に、ヤーラの地でドンパチやってるだけで面白すぎるのである。

そんなことを思いながら遊んでるプレイヤーを待ちうける、ヤーラのゲリラ革命をまい進するメインストーリーの結末は納得のいくものだった。毎回モヤっとする結末を迎えるシリーズだけど、ストーリーテリングを放棄しているというより、モデルにしている国や情勢を無責任に語ることを抑制することや前述のように無邪気にFPSを遊んでいるプレイヤーに対して向き合ってる姿勢の表れだと思っている。

圧制した国反政府活動やゲリラが勝利しても、国政やそこに住む住人の生活が劇的に改善されるかというと別な話だし、戦闘で活躍した人間と勝った後に必要な人間も別だ。ついでに、戦いも終わらないでしょう?とクリア後の要素は笑った(笑えない)

批判もみかけるけれど、ファークライにしかないゲーム体験があると思っていて僕はそれが好きなので、新作を楽しみに待っているし、シーズンパスのコンテンツも楽しみにしている。